2016年の総括


前年に続き「癌の経過は何ともなかった」ということ。
月1の定期診察と処方に加えて、
定期的に採血や各種検査を施行したが、異常所見はなかった。

10月5~7日の3日間、持病の気管支喘息発作にて、
近所の医院にてステロイド点滴を受けて軽快した。

これで2015年と2016年…2年間続けて何ともなかった事になる。
世の中、そんなに上手いこといくハズが無いと思いながら年越しした。
12月31日にツイートした【回想2016】を以下に書き写しておく。
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47才でトリプルネガティブ乳癌を告知された時、
そして術後1年で再発してからは特に強く「50才は無い」と思っていた。
現在52才。発病が1月なので、間もなく「乳癌5年生」に進級できるだろう。

このグラフ(別窓)を見ると5年生存率50%代の前半くらいだが、
それは再発・転移していない症例のこと。
主治医には「生存率は一般的なものより少し下がる」と聞いている。

明石家さんまさんのように「生きてるだけで丸もうけ」とは悟れないが、
2本足で歩けるうちに色々な所に行きまくる、
意思表示が可能なうちはあらゆる方法(言語、文字、自分の意思を正しく伝達してくれる人を周囲に置いておく等)を
使って意思表示するのが、私の闘病生活の生命線だ。

2012年9月11日に最初の手術を受けてから丸4年数ヶ月、
2014年1月31日に再発の手術を受けてからは、間もなく丸3年が経とうとしている。
幾度となく涙を流し、歯を食いしばり、何とか年越し出来そうだ。
発見された時から進行癌だから、予後が良くないことは知っている。

毎日好きな事しやがってと思う人は放置。
2本足で歩けるうちに色々な所に行きまくる、
自分が楽しいと思うことだけを追求してNK細胞を増やす…という方針。
術後1年で再発した私のトリプルネガティブ乳癌、
定年までは生きられないだろうから、ちょっと早めの定年後なのだ。以上。
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付記
2017年になっての初診察で上記のことを主治医に言ってみたら、
次のような言葉が返ってきてすごく安心したため、これも一緒に載せておく。




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2017.1.26記載


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